2017年2月24日金曜日

ネット・スマホ信者の弱点

『ビートたけしがネットやスマホを批判する訳』と題するネット記事が、
BLOGOSに掲載された。
それは「NEWSポストセブン」に掲載された『ビートたけし「ネット・スマホ信者の弱点」を指摘』というオリジナル記事について書かれたものだ。
「NEWSポストセブン」に掲載されたビートたけし氏の記事は『ニコニコニュース』に転載され、アッという間に1,000件以上の書き込みがあったという。

コミュニケーションやエンターテインメントのツールとしてスマホが役に立ってるのは認めるけど、かといって「ネットで調べればいいから知識はいらない。要はネットを使いこなす頭脳だ」みたいな風潮は絶対おかしいね。


          (写真=NEWSポストセブンより)

ビートたけし氏は芸人でありながら世界的に有名な映画監督でもあり、テレビでは司会・コメンテーターとしても活躍している多才な人だ。
氏の好悪好き嫌いは別にして、

ビートたけしは「ほとんどの人間が普段からなんとなく感じている事」を絶妙の表現とタイミングで誇張して繰り出すことが上手い。

ことは事実だろう。

小生も仕事柄、常にパソコン、パッド、スマホを使用しているが、個人的に使うのはせいぜい1日1時間ほどだ。
氏の言う通り、『アレに一日中かじりついてるってのは正気じゃない』と思う。

知識をネットに頼っている人々は、実はネットにはウソの情報も結構多いということを気にしなくなり、やがてネットに出ている事は(自分と反対意見でない限り)頭から信用するようになってゆく。
恐ろしい事だと思う。

また先日、SNSのある記事。今どきの若い子は、スマホの電話ボタンにある《受話器》のマークの意味するところが分からない子が多い…というのを読んで、「えっ?!」と思った。
そうか…。家に固定電話がないケースも増えているだろうし、街角から公衆電話がどんどん姿を消している時代だものなぁ…。
もう一つ思い出した。
大卒の新入社員で、電話のかけ方が分からないという者が、結構増えているという記事。
時代が変わったと言ってしまえばそれまでだが、やはい何かおかしい。
パソコンやスマホは確かに便利な道具だが、道具に使われてしまっているのは本末転倒だろう。

こういう事は学校では教えてくれないだろうから、やはり親が子供の頃から教えて行くべきなんだろう。
しかしその親が既に中毒だったら…

将来は、暗い… (^^;