2014年7月24日木曜日

『SEO対策という考え方の終焉』という考え方


職業柄、このヒトのブログは時々読んでますが、いつもなかなかいい事を書いてます。
表題の記事に関しては、まあ言い方は別として、正鵠を射ています。
つまり、『SEO対策』という商売は金になる…という考え方の否定です。
一時期は猫も杓子も『SEO対策』と言って騒いでいたものですが、そもそも本家のサイトの改善もせずに、手練手管でアクセスを上げようなどという考え方自体が間違っている訳で、だからこそ悪徳業者がはびこる事になり、同時に高額の報酬を払って、却って自サイトの評価を落とすなどという馬鹿げた事が起こった訳です。

弊社では以前から、『SEO対策』の提案には「先ずサイトを改良しましょう」という話をさせて頂いて来ました。
index ページに殆どテキストコンテンツが入っていない、スクリプト動画や画像だけのサイトでは、いくらメタタグにキーワードをぶち込んでも、却って検索エンジンに弾かれる結果となります。
表題のブログの主も言っているように、先ずはそのサイトが『ユーザー目線』で作られているかどうか、これに尽きます。
クライアントがどう思われたいか、ではなく、ユーザーはどう思うか、この視点の方が大事なのです。
「パッと見カッコいいけれど、何にも情報がないじゃん…」
これではまた見てみようという気も起こりませんし、そもそも、『SEO対策』の施しようもないのです。

『SEO対策』というのは、実は本家サイトを充実させて行く事の繰り返し…、実に「地味な」作業なんです。
「急がば回れ」とも、言えます。
キャンペーンなどで、一時的に金をかけて行なうのは仕方がありませんが、地道な作業を怠ってはならないのです。

まぁ話は大げさになりますが、「一攫千金」なんてのは絵空事、人生、地道に行きましょ、ということですね。
サマージャンボは、明日で締め切りだそうですが… (^^;