2014年8月21日木曜日

個人情報

(Yahoo ニュースから情報漏洩に関する記事をピックアップ)

昨今のネットの普及に伴って、ネットならではの問題も多発しています。
個人情報の漏洩(持ち出し・転売なども含む)や、SNSでの ID の乗っ取りなど、枚挙にいとまがありません。
そんなことを頭の隅に意識したまま、ふとネットで見た「カードローン」を申し込んでみました。
私の取引銀行のカードで、極度額○○○万円以下であれば収入証明書なども不要、ネット上で契約可能というものです。

まだ他社のクレジットカードのローンも残っているし、収入は雀の涙だし、まあ無理だろうけど、ダメ元と思いつつ…。
「申込を受け付けました、受付番号は・・・です」と、すぐさまメールが入りました。
ただこれは、申請を受け付けたというだけのことで、受理されたかどうかは分かりません。
3日たっても何の連絡もないので、やはりダメだったか…と思っておりましたら、本日携帯宛に銀行から連絡がありました。
カード申請、受理されたのです。
設定した極度額が遠慮がちだったからからか、はたまたビンボーなオジさんに同情してくれたからか…ま、そんなことはあり得ませんね。
さらに驚いたことは、実は私自身すっかり忘れていたことなのですが、21年も前にカード作っていたのです。それも同じ極度額で…。
電話して来た女性担当者が言うには、そのカードのローン金利は当時のままの 8.79%で、お客様の場合はこちらをお使いになった方がお得ですから、今回のお申し込み(金利 14%)は解除します…と。
そのカードが残っているかどうか自信がなかったので聞いてみると、最寄りの支店で再発行出来ますと言うのです。
使用実績がないと言っていましたから、私自身使っていなかったし、紛失とかで悪用されたこともないということです。
そして、そのカードの商品名も教えてくれました。
そんなカード、持っていたかなぁ…。でもあの大手銀行さんが言うことだから嘘なわけないし、まして金利の高いカードを押し付けるのではなく、安い方のカード…

う〜む、21年も前の記録。その私の取引銀行も、他の大手銀行同様、その間に他行と合併して今は名前も変わっています。
しかし個人情報として、その記録も伝え残されていたという訳ですね。
銀行という組織の情報管理能力に驚くとともに、もしこういった個人情報が漏れた時の恐ろしさを考えて、ゾッとしたものです。
私の個人情報として、他にはどんなものが管理されているのだろう…。

何となく嬉しかったのと同時に、考えてみれば怖いなぁ…と思えるお話でした (^^;