2014年12月2日火曜日

「ダメよ〜、ダメダメ!」 「集団的自衛権」


 「ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞に選定されたコトバです。
 本当にそう思います。「集団的自衛権」は、「ダメよ〜、ダメダメ!」

 ただ、「ダメよ〜、ダメダメ!」が受けた理由は、単に奇抜で面白かったからだけでなく、NO! とハッキリ言えないながらも、それでも「ダメです」という意志をやんわりと告げるに適していたから…という意見が聞かれました(テレビで)。
 面と向かった拒絶は、何かと軋轢を生むのが日本の社会。それでも言わなければならない時、どうしても言いたい時があるものです。そんな時、少しオチャラケて拒否の意志を「やんわり」伝えるのに適しているのかも知れませんね。

 尤も私は、安倍自民党に対しては、ハッキリ「ノー!」と言います。
 小泉内閣までは私も自民支持でしたが、後の安倍・福田・麻生の短命内閣時代にブチ切れ、託した民主党が大いに期待を裏切ってくれてから、支持政党が無くなりました。
 先日解散した第二次安倍内閣など、以ての外です。
 後2年の任期を務めたらボロボロになって総選挙には勝てないと踏んだ、意味不明自己都合解散です。これでまた、貴重な国民の税金が使われる訳です。
 とてもじゃないですが、「ダメよ〜、ダメダメ!」なんて悠長な事は言っておれません。残念ながら自・公以外に政権を取れそうな政党はありませんし、安心して政権を任せられる政党もありませんが、せめて自・公連立政権を過半数割れに追い込まないと、この先の日本の未来は暗雲に覆われてしまうでしょう。
 集団的自衛権も、閣議決定など、勿論「ダメ!」です。

 選挙は棄権しません。自・公以外に投票します。問題なのは、「どこに?」… (^^;

 因に流行語大賞に選ばれた「集団的自衛権」は、『受賞者』が辞退したそうです。いっそ堂々と登壇して、賞を受けて欲しかった…

※参考(戦後の長命?内閣)
 1)佐藤栄作(1964〜1972、9年)
 2)吉田茂(1948〜54、7年)
 3)中曽根康弘(1982〜87、6年)
   小泉純一郎(2001〜06、6年)
 4)池田勇人(1960〜64、5年)
 5)岸信介(1957〜1960、4年)

※参考(内閣総理大臣再就任)
 1)吉田茂(1946〜47 → 1948〜54)
 2)安倍晋三(2006〜07 → 2012〜14、吉田茂以来64年ぶり)