先月(去年)上旬にちょっとしたアクシデントで座骨神経痛を発症したことは、既に書きましたが、以来ほぼ一月半、愛馬ハーレーに乗れぬ日々を余儀なくされて来ました。
発症後一週間は、鎮痛剤を服用していなければ歩けないほどの左臀部の痛みに、家の中でも杖を突かなければ歩けない状態でしたが、月末(年末)には何とか杖無しで歩けるまでに回復し、正月からはほぼ正常に復しました。
しかし、あの左臀部に走る「ズキッ!」という、思わず悲鳴を上げたくなるような痛みの記憶は、そう簡単に抜けませんでした。
バイクに乗って、走り出してしまえば問題ないのですが、停止時に左足を突く時が問題でした。
もしその時にあの痛みが出たら…
恐らくハーレーの重量を支え切れず、立ち転けは必至。しかも、倒れたバイクも起こせないでしょう。
そう思うと、寒さのせいばかりではなく、バイクに乗るのが躊躇われました。
しかしついに、「乗りたい」「走りたい」という欲求には勝てず、先週日曜に恐る恐る、近場の臨海副都心まで走って来ました。
結果は問題なし! 痛みはおろか違和感すら感じませんでした。
往復でたったの30Kmほどのちょい走りでしたが、やはりバイクは良いです! ハーレー最高! と思えました。
妻は「もう歳なんだから、そろそろ止めたら…?」と言いますが、人に迷惑をかけず、元気で乗れるうちは止めるつもりはありません。
ただ、妻が言うように「もう歳…」なことは確かです。
自分の経験を過信せず、慎重の上にも慎重を期さなければなりません。
熟年なりの走り方、楽しみ方を考えれば良い事です。
ハーレーを操ってツーリングする事の高揚感は、精神的には相当プラスになっている筈です。
仕事は勿論ですが、こちらの方もまだまだ頑張るつもりです!