2014年10月1日水曜日

制作者が意図していたこと?

偶然ですが、面白い写真を撮りました。
初めはオレンジタルトとコーヒーを置いて撮りましたが、ふと思いついて灰皿と交換しました。
ネコが食品を狙っても、何ら不思議は無く、作り物のネコの面白さだけです。
ところが狙う対象が灰皿となると、とたんにネコの意図するところが変わってしまうのが可笑しい (^^;
「喫煙」に関しては、やたらと嫌煙権を振りかざす人たちが多いので、コメントするのは止めておきますが…

この置物のネコの作者は、ネコの自然な姿の一つとして、獲物を狙う姿勢のネコを製作したのでしょう。
狙っているのは、ネズミでも小鳥でも魚でも、何でも良いのです。遊びであろうと捕食行動であろうと、次の瞬間にはパッと飛びかかっている筈です。
しかし対象が灰皿(ないし煙草)となると、ネコの意図が分からなくなります。
捕食行動ではあり得ないでしょうから、遊びなのかも知れません。
でも、果たしてネコが遊びで火の点いた煙草を狙うでしょうか。
ここで初めて、制作者が意図していなかった状況が出現する事になります。

いささか回りくどい話になってしまいましたが、
先日の御嶽山噴火の報道に於いて、一部のマスコミがSNS(多分、Twitter)を使って現場の遭難者あるいは被災者に情報を求めた事なども、SNSの制作者が当初意図していなかった使われ方でありましょう。

人間というのは時にとんでもない事を考えるものだと呆れたものですが、せいぜいこのネコの置物の写真のような、遊びの範疇に止めてもらいたいものだと思った次第です。