内閣府の調査資料によると、何と中学生の70%が、デスクトップもノートパソコンも持っていないらしい。
因に韓国では20%、アメリカ17%、ヨーロッパではほぼ10%である。
日本の大学生から社会人は、パソコンの所有率がそこそこあるのだが、中高生までが極端に低い。しかし…
携帯ゲーム機の所有率は各国でぶっちぎりナンバーワンなのである。
と言うのは、ITマーケティング日記「More Access! More Fun!」執筆者の永江一石氏だ。
これらの中学生達がそのまま大人になるとしたら、考えただけでも恐ろしいと思いませんか?
某大学で調査統計の授業(3年生対象)を持っている某教授が嘆いておられた。
エクセルで簡単な棒グラフも作れない学生が結構いる…というのだ。
情報を収集する、データを分析する、文章を書く、それを発信するというスキルを体得するには、パソコンは無くてはならないアイテムだと思うのだが…。
この教授は続けています、
問題にすべきは、高度な情報処理技術の必要を感じない状況に若者が置かれていることでしょう。高度情報社会という社会状況が厳としてあることは、誰もが認めるはず。日本の若者はそれと隔絶されている、言い換えるなら「生きた」社会参画の機会を与えられていない…。
と。
冒頭の永江氏は、ブログをこう締めくくった。
「スマホで済むんだからパソコンなんていらない」と中学からずっと大人まで行ったときは‥‥どうなるかはご自分で想像してください。